平成23年国民年金被保険者実態調査(厚生労働省)と言うものがあります。
この報告の中に「国民年金制度の周知度」と言う項目があります。
ちょっと見てみましょう。
●年金受給要件の周知度
調査時点において、老齢年金を受給するためには公的年金に加入し保険料を納めた期間と保険料を全額免除されていた期間の合計が原則として25 年以上必要とされていました。
このことを知っている方は73.5%でした。
4人に1人は知らないと言う結果でした。
平成17年:76.4%
平成20年:74.1%
徐々に低下する結果となっています。
●障害年金の周知度
国民年金では、加入期間中の病気やけが等により一定以上の障害の状態になった場合は、障害年金が支給されます。
このことを知っている方は54.1%でした。
約半数は知らないと言う結果でした。
平成17年:59.0%
平成20年:56.8%
こちらも徐々に低下する結果となっています。
ちなみに、遺族年金の周知度は62.2%でした。
老齢年金はご存知の方はほぼ100%に近いと思われます。
そうすると老齢、遺族、障害の各年金制度の中で、障害年金が1番知られていないと言うことになります。
障害年金の周知度が少しでも上がるように微力ながら頑張ります!
2014.04.30
多くの方に知ってもらいたいので記事のシェアをお願いします。