残業削減が簡単にできるなら・・
残業を削減しようと思い、「残業を削減するように」と指示を出します。
それで、残業が削減されるようであれば、仕事にゆとりがあった可能性があります。
ノー残業デーの効果が簡単にでるのなら・・
毎週水曜日はノー残業デー
このように宣言して実施すると、確かに水曜日は定時で帰るようになります。
だから水曜日の残業は無くなります。
ですが、他の曜日の残業は増えていませんか？
増えているのであれば、ノー残業デーの意味はありません。
また、簡単に残業が減らせられるのであれが、やはり仕事にゆとりがあった可能性があります。
子育て世代の女性は定時で帰ります
子育て世代の女性が残業なく定時で帰る姿は良く見られるものです。
一方で、男性は毎日残業。
この違いは、仕事量の違いだけが原因ではないかもしれません。
というのも、子育て世代の女性は何が何でも定時で帰り、家事や子育てをしなくてはならない状況です。
一方、男性はそのような縛りがないことも少なくありません。加えて、早く帰宅することに抵抗がある場合もあります。
即ち、定時で帰ると言う目標を持ち、そのためにはどうするべきかを考え、実行する。
そうすることで、自然と生産性が向上しているのです。
この一連のプロセスは、全従業員に対して是非取り入れたいものです。
同一労働同一賃金の問題も・・
更に、子育て世代の女性が有期雇用、毎日残業の男性が正社員の場合、こんなことが起きます。
「どうして正社員のくせに仕事遅いんだ！」
こんな苦情が管理職に届きます。
実際に、同じ作業だけやっている有期雇用社員と正社員がいると大変です。
「生産性が高いのに賃金が安い」
同一労働同一賃金の問題も抱えています。
まとめ
「定時で帰ると言う目標を持ち、そのためにはどうするべきかを考え、実行する。」
これを実行してみてください。